2007.05.10

フランス旅行記8 最終回

やっと最終回
帰国です。

チェックインはマイレージカードを出すだけですむ。簡単な時代だな~。

出発ロビーで行きの便の隣の席だったおばちゃんを見つける。軽く会釈。

ANAのネット予約では座席が選べるのだが、フランスに行く直前に最初選んでいた席を別の席に替えていた。隣が空席だったから。
でも、飛行機は満席・・・。
しかも僕の座席のモニターは故障していた・・・。事前チェックとかないんだね。

壊れてることをスチュワーデスさんに教えてあげたら、すみませんってなって席替えになった。
エコノミーからプレミアムエコノミーという座席へ!

帰りはすごく快適に過ごせましたーー。
この快適さを比べたらエコノミー席にはもう座りたくないなー。

「涙そうそう」を聞いていい歌だな~と実感した帰りの便であった。

トイレに行ったときに気づいたこと。最初に選んでいた座席の隣は、行きの便でも隣の席だったご婦人だった。


Papapa
フランスで感じたこと・・・
愛のあふれている国だと感じた。すごくテキトウな人たちだったけど。
あと、パリジェンヌのイメージは壊れ去りました。

今度行くときはまたモンサンミッシェルに行って潮の満ち干の様子を必ずみたい。
島の中に泊まったのに見逃すとは・・・。

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2007.04.19

フランス旅行記7 最終日

11月26日 晴れ

ついに最終日の記事投稿・・・。

Doka
今日はついに帰国の日。快晴である。すがすがしいパリの青空。

フライトは夕方の便なので、お昼過ぎまで平野氏とパリ市内観光をする。
平野氏の友達に聞いた必見の場所、モンパルナス墓地へ。
なんとここにはブランクーシの"kiss(接吻)"があるのだ。
テクテクと歩き回ってついに発見!
Kiss
個人のお墓らしかった。

↓フランスの墓地はちょっとした彫刻美術館である↓
Graveyard
隣の墓とどっちが目立つか競い合ったような感じ。

次にメトロに乗って有名なオペラ座へ向う。

その前に腹ごしらえ。パリでラーメンを食ってみよう!となり、オペラ近くの「サッポロラーメン」というお店へ。
やはり値段が高い。醤油ラーメンカツ丼セットを注文。味はご想像にお任せします。

所持金が尽きたのでATMでキャッシングをしてみた。ちょっと怖かったので20eurosだけ。

お金も手に入れ、生き満々とオペラ座へ。やはりここも外装もすごいが内装はもっとすごい。
オペラ座で一番見たかったのがこれ・・・シャガールの天井画。
Syagarru
It's awesome!

シャガールの絵が大好きなのでしばし見とれた。

オペラ座を見た後は時間が多くもなく、少なくもなくという感じだったので、近くにあるデパートのショーウインドゥを見に行くことにした。
これがまたすごいのだ。が、歩いていると
Onthebreast1
パリの街にはどこにでもあるような彫刻・・・
Onthebreast2
誰のいたずらか、乳首の上にナイスバランスで何かが乗っていた。

パリのデパートは日曜日なので休み。
でも、ショーウインドゥを見るために多くの子供づれの家族がいた。
Parispeople
ほほえましい光景だった。

スタバでコーヒーを飲んで時間をつぶしたあと平野氏と別れ、シャルル・ド・ゴール空港へ行くためロワシーバスに乗り込む。

Byebyeparis
さよなら~パリ。Au revoir.

そして、平野くん、お世話になりました!! メルシ~ボクぅ。
Hirahira


たぶん最終回につづく・・・

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2007.03.02

フランス旅行記6 再びパリ市内観光

11月25日 曇り

久しぶりに投稿です。フランス・・・。

さて本日は平野邸から早朝のパリを徒歩で平野氏と共にピカソ美術館へ。
途中、朝ごはんとしてパンを購入1,6euros。日本でいう鶯パンみたいなの。
Picaso01
フランスのハトも日本のハトも同じだった。
Picaso02
丁度ピカソの彫刻のレントゲン写真というものがいっしょに展示されているという情報を日本で得ていたのでワクワクしていた。が、ブロンズ像をレントゲン撮っても・・・と思っていたがどうやら原型のレントゲン写真みたいだった。木芯とか写ってた。
Imgp2686

ブロンズ像の中身は空洞だからね。レントゲン撮ってもなにもないよ。

次はポンピドゥーセンターへ。。行ってみたけど記念写真を撮っただけで中には入らず・・・。
貴重な滞在時間なのでどこを優先するかでポンピドゥは消えました。
そうです。フランスといえばルーブル美術館!
まあ、一日で回れる美術館ではないが、とにかくここは外せないということで。
Luvru00
地下のファーストフードモールで高い割にはおいしくはないハンバーガーを食べ、いざ長蛇の列へ。
学割はないらしい。(まぁ学生ではないが・・・。)
一応、ミロとモナリザとニケの三大名物は一通りみて、そそくさと人の少ないブースへ。
実はこっちのほうが面白いものに多く出会える。
Luvru01一例
ほんとに「よー作ったわ」というものばかり。
しかし・・・
Anaana
ライオンのブロンズ像の尻尾のとこにこのような小さな穴(黒いところ)を発見して喜ぶすぎはら。
今どこにいるのかわからないまま、疲れたので外にでる。ここは1週間いても観きれないだろう。

疲れたので近くのカフェで休憩をとることにする。自分はアイスコーヒーをフランス語で注文してみた。が、アイスティーがでてきた。まあおいしかったし、同じ値段だったから良しとしておいた。でも5eurosは高いよ、アイスティー1杯700円!

さて、次はどこに行こうかということで、飛行機の中で出会ったエマニエル氏に会いに行くことにした。
某日本人ファッションデザイナーのお店へ。当たり前だけどそこにいました。
仕事中にも関わらず、突然訪ねてきた日本人と気兼ねなく話してくれました。いや~、人間ってすばらしい。

エマニエル氏と別れ、次に野外彫刻美術館へ行くメトロに乗るためテクテクとメトロ駅を探して歩いていたのだが、なんと迷ってしまった。平野氏も初めて通る道らしく、ちょっと不安になる。テクテク歩いていたら、なんかやばそうな雰囲気な場所にいた。はっきりやばそうだということがわかる場所だった。
なんとかメトロのある大きな通りにでて、野外彫刻美術館へ向う。
野外彫刻美術館はセーヌ川南岸沿いにあるその名の通り彫刻がど~んとおいてある公園みたいなところ。
もうついたら夕方で、夕焼けがすごくきれいだった。
Senugwa3

Senugwa2考える平野氏

見終わるころにはもう日が沈み、夜のセーヌ川を見ながら平野邸へ帰宅する。
Senugwaノートルダム大聖堂

帰宅後今晩の食料とお土産を買うために平野氏と近くのモノプリ(スーパーマーケット)へ。
食料を買って平野氏は一足早く帰ったのだが、自分はお土産を買うためにまだ店に残った。
いろいろ物色し、レジへ向い順番を待ってるとレジの黒人の店員と僕の後ろに並んでいた客のパリジェンヌがケンカをはじめた・・・。おいおい。何言ってるかさっぱりわからないなか間に挟まれ冷や汗をかく。店員も引くどころか普通に応戦してるし。日本ではありえない光景だ。
どうやら僕の前にいたお客のおばあちゃんに対する店員の態度が気にくわないようだ。おばあちゃんは「私のことはいいからほっときなさい」とパリジェンヌに言っていた(たぶん)ようだ。しまいには持っていたヘアドライヤーのクレームをしだした(みたい)。すごくごっつい警備員まで出てきた。
店員は「文句があるなら私じゃなく店に言え!」みたいなことを言っていた(たぶん)。
もう、間に挟まれ、言葉もわからず、自分まで巻き込まれたらどうしようとひやひやしていた。早くこの場から立ち去りたい!ケンカしている中、例の店員のレジを済ませそそくさと帰ろうとしたが出口で万引き防止ブザーが鳴る。
どうやらこの店員がパリジェンヌとのケンカに熱中していて僕が買った商品から万引きセンサーを取り忘れたらしい。
なんかビコビコと警報が鳴ってるし、周りの注目が集まるし・・・。
さっきやってきていたごっつい警備員がよってきた。言葉は通じないが、レシートと買った商品を見せ身の潔白を示す。運がよかったのはその警備員は僕がレジで買い物するのを一部始終見ていたこと。よかった。
でも、ほんとに貴重な体験であった。

平野邸に帰ったら、なす豚味噌炒めを平野氏が作っていてくれていた。ありがと~。しかも美味い。
日本語が話せてほっとした。


Take_photoルーブルで撮影中

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2007.01.06

フランス旅行記5 レンヌ市街

11月24日 曇り時々雨

早朝の満潮を見たかったが、やはり寝てしまっていて結局見れなかった。
写真は宿から見た景色。
Hogata干潮時と満潮時、泊まった部屋より。
朝食をとる為、数分歩いて食堂へ。団体御一行様が先にいて係の人に「このグループ?」と聞かれる。たが自分は個人で来ていたから海側の窓の席で朝食を食べれた。団体様は食堂の真ん中にかたまって食べていた。ちょっとうれしい。
清々しい海を見ながら食事はなかなかいいものだ。
近くに座っていたドイツ人っぽい夫婦。奥さんがナイフで器用に洋ナシを剥いているのに見入った。ほ~、あーやって食べるのか~。日本じゃ洋ナシなんてあんまり見ないからね。

今日は朝9時30分発のモンサンミッシェルからレンヌへ行くバスに乗ることにしてレンヌ市内を観光することに決める。モンサンミッシェルを後にして一路レンヌへ。。

車がすいてて一時間ほどでレンヌ駅隣のバスターミナルに着く。

とりあえず、どうしようか悩む。パリ行きのTGVは夕方5時発。
市中央地まで駅から離れていたので地下鉄で移動しよう!と、いきこんでメトロ駅に入ってみるがパリのメトロとシステムが違い、ど~やって乗るんだろうと行きかう人々をジロジロ観察した。近くに銃持ったポリスがいたから職務質問とかされたらどうしようかと緊張したー。
フランス語の自動券売機で少し途惑ったがなんとか切符を買って、地下鉄に乗り込むことができた。小さな電車だった。
市の中心部の駅まで行って、出口でなんかチケットがナンとかカンとかと怪しい男に言い寄られたが「ノーン!」と言って逃げるように地上へでる。

おぉ~!日本人がいない。アジア系がいない。期待と不安が入り混じる中、男の勘と一応ダウンロードしてプリントしていた地図を頼りにこの街一番のサン・ピエール大聖堂へ向う。
Sanpieru

12:00までは自由に入れると書いてあったので、教会の中へ入ってみた。中では花屋さんが祭壇に飾りつけしていた。なんと祭壇の椅子や台はブロンズ製。静まりかえった教会内でそのステンドグラスや天井画や装飾品を心置きなく鑑賞できた。う~ん、心が安らぐ。
Sanpieru2

12時になったので外に出て、街を散策しよう。ということでぶらぶら歩く。写真1はサンタさん。
Rennes01写真1
ちょうどクリスマスディスプレイの時期だった。写真2,3は旧市街の古い建物。
Rennnes02写真2
Rennnes03写真3
がんばって建てたんだということが傾きに表れている。

ブラブラしていたらなんと「L'ELEPHANT CAFE」というカフェを発見!!
Kafe
お~、象さん喫茶?これは入ってみなければ、で、お店の中は象の絵や置物だらけ。ではキャフェアロンジェを一杯。なんとか注文でき、ウソンレトワレットも通じた。そしてこのお店の場所を地図上で教えてと辞書で調べてフランス語を書いて見せたら、おじいちゃんのご主人は地図が読めなくお客さんに聞いてくれて、そのお客さんが教えてくれた。メルシ~。いや~面白かった。
30分ぐらいカフェでゆっくりしてお店を後にする。また来てみたい。

次はレンヌ美術館に行くことにする。歩いて街を散策しながら美術館をめざす。途中、メトロ駅の出口で話しかけてきた怪しいその男がまたいて、見つからないようにそそくさと逃げる。

Rennes_art_myuレンヌ美術館
美術館はお昼の12~2時は閉まっているので隣の公園で昨日買ったパンと、朝食のときにこっそり持って帰ったヨーグルトをベンチに座って食べる。
何か(何だったか覚えてない)をベンチから地面に落としてしまって、それを拾おうとしたらなんと10セントコイン2枚と2セントコインが落ちていたのに気づいた!!ラッキー!!
フランスでお金を拾う男、杉原。ヨーグルトを食べるのにスプーンがなくて持ってきていた割箸で食べた男、杉原。

レンヌ美術館も開館して人が少なくてゆっくり見れるなと思っていたつかの間、小学生の集団ががやがやと入ってきた。う、うるさい・・・。どうどうと館内ですごろくをしだしたし。じゃまで展示がみれない・・・。まあでもこういった土壌が芸術の国を創っているのだ。フランス人の子供はかわいいからいいや。
古代エジプト~現代美術まで幅広い作品展示であった。ラトゥールの「新生児」という作品があった。

美術館からでると、丁度、館内にいる時に雨が降っていたみたいで地面が濡れていた。TGVに乗り遅れるといけないので余裕をもって駅に向かい、再びパリへと戻った。レンヌ市街では日本人どころかアジア系を一人も見なかった。駅に戻るとわさわさといたけど。
G_rennesレンヌ駅

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2006.12.19

フランス旅行記4 モン・サン・ミッシェルへ

11月23日 曇り時々雨

今日、明日と一泊二日でモン・サン・ミッシェルに一人旅へ出かける。

Imgp2440
モンパルナス駅よりTGVでモンサンミッシェル行きのバスが出ているレンヌ駅へ。
あらかじめ日本でSNCF(フランス国鉄)のウェブサイトよりpam'sという割引チケットを予約してたので往復78euros。

隣の席はフランス人のおじいちゃん。「ボンジュ~ぅ」と挨拶したらフランス語でベラベラ話しかけられ、これは困った・・・。彼の心を読んで「ジュスィージャポネ」とか「モンサンミッシェルに行く」と英語で言ったんだけど、「モンサンミッシェル」しか伝わらなかった。英語はわからないと(たぶん)言っていた。空港で買ったポケットフランス語辞書で「観光」を調べて"tourisme"と言うと伝わったよう様子。レンヌ駅に着いた時も何かベラベラと話しかけられ、なんて言ってるかわからんかったけど、「気をつけて、良い旅を。」と言ったはずだと直感で思い、「merci!」と言ったら、おじいちゃん喜んでた。「おぼわー」といって別れる。はたして何て言ってたんだろうか・・・。

レンヌ駅を出てバスターミナルへ行きモンサンミッシェル行きバスを待つ。

バスに乗ったのは約8割は日本人・・・。途中はまさに「のどかな」と言う言葉がぴったりの風景。
Photo_2バゼット・ハウンドがノソノソと道路を歩いていた。

約1時間半でモンサンミッシェルに着く。
Imgp2490
ただ何もない平原のなかにポツンと小高い山のような建築物があり、「あ~、あれか・・・。」てな感じ。

オフシーズンだからか人が少なくのんびりと島内を見て回った。島のなかはほとんど75%は日本人観光客だっただろう。せっかくの外国で一人旅なので日本人とはなるべく離れて動いた。

Imgp2508参道

Imgp2530修道院

修道院の中も見学した。日本の古い神社や寺もどうやって作ったんだろうと思うが、ヨーロッパの寺も「よ~作ったわ」と感心して見て回った。

Imgp2537

Imgp2540

Imgp2532

Imgp2531

Imgp2535

島の周りは延々と干潟が続き、陸側も平原のかなたまで見渡せる。ただ眺めてるだけだがなぜかまったく飽きがこなかった。ぼけーとスカイラインを眺めていた。

Imgp2564

宿泊はモンサンミッシェルの島内のLes Terrasses Poulardというホテルを予約していた。そのホテルは客室とレセプションと食堂が別々に離れてて、レセプションの場所がわからず一人あの狭い島内を30分ぐらい探し回っってウロウロしてた。(地球の歩き方よ、ホテルの場所間違ってるよ・・・。そこは食堂だよ。)結局そのホテルの食堂でレセプションの場所を尋ねる。
日本語がまったく通じないのでなぜかすごく楽しい。受付の美人なフランス人に離れた所にある客室の場所と説明を英語で受けたがフランス人の英語は聞き取りやすい。よかった。
シングルの部屋を予約していたのだが、いざ部屋に行ってみるとトリプルルーム。・・・ベッドが三つ。
またしても、なぜ?
まぁいいかってことで贅沢にベッドを使うことに。旅の疲れか夕方からいつの間にか寝ていてしまった。
なのでこの地方の見ものの潮が満ちてくるのを見逃したのが悔やまれる。

日本から遠い言葉もわからない地でただっ広い部屋に一人でいるとすごい孤独感を感じた。でも寂しくはなかった。
時差ぼけで夜中は寝れずTVを付けてみる。当然フランス語だがボケ~と見ていた。
窓から真っ暗な外をボケ~とみる。いわゆる「中世のヨーロッパの街」のイメージの世界がそこにあるのだ。
ぼけーっとしているだけだが、いろいろなことが頭に浮かんでくるものだ。
自分はちっぽけな存在だな~とか、この旅でなにか変われるかなとか、あの人はいま何してんのかなーとか、あのひとは今元気かな~とか・・・・いろいろ。
う~ん、旅はいいものだ。



Imgp2585銅製のお鍋やソテーパン
ずっしりと重くてしっかり作ってある。内側は錫引きされていた。金工品と出会えてじっと見入ってしまった。
浜田教授にひとつ小さなソースお玉(って言うのかな?)をお土産に買った。
これらは島内にあるオムレツで有名なレストランで使ってるものらしい。

Imgp2603夕暮れ時の参道
お土産やさんで絵葉書や安い林檎シードル(お酒)やクッキーを買った。
夜ご飯は島内で買ったよくわからないジャムが入った揚げパンと林檎シードル。なぜか腹を壊す。
オムレツが有名らしいがあまりにも値段が高くて食べる勇気がなかった。


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2006.12.10

フランス旅行記03 パリ市内

11月22日 晴れのち曇り

Imgp2366
今日は平野君の案内でパリ市内観光。
ブロンズネコさんをリュックに入れていざ出発。

まず、平野君ちから歩いて3分のパリのノートルダム大聖堂へ行く。
今回の旅で教会系を観るのは楽しみの一つだ。
やっぱりステンドグラスがきれいだ~。
2201_yokosou
写真は入り口の注意書き。なぜかこれだけ、「よこそう」!もう一枚のにはちゃんと「ようこそ」ってかいてあったのに。??例えば日本人がスペルミスするようなもんだろうけど、堂々としてて気持ちいい。
Imgp2372パリのノートルダム大聖堂の前にて
外壁にはこれでもかというほどの彫刻

Imgp2377動く歩道チョー速いよ


カルネを買ってメトロでエッフェル塔が遠くから一望できる所へ行く。
よくガイドブックなどの写真でみるそれだった。
タワーの真下まで歩いていき上を見上げてみる。
エッフェル塔と東京タワーがよく比較され、東京タワー(の外見)がボロクソ言われるが、僕は東京タワーは東京にすごく合ってるし、エッフェル塔はパリに合ってると思った。たとえエッフェル塔が東京タワーの代わりに東京にあったとしても絶対合わないだろう。
Imgp2390水溜りに映るえエッフェル塔。

次にオルセー美術館へ。
印象派の絵画に感動する。画集でよくみたルノワールのムーラン・ド・ラ・ギャレットが目の前に。
丁度アールヌーボーの工芸品の展示があり特に金工品とガラスの作品に興味をそそられる。

平野君の友人と待ち合わせしてたのでお会いし、平野氏パスポートの紛失のため一緒に日本大使館へ行く。
受付に並んでいる僕たちの前に、一見、まるで上野公園にたくさんいるような人の格好をした日本人おっちゃんが並んでた。声がでかかった。僕たちの話題に「人相が悪いからだよ」と一瞬割り込んできて奥の部屋に消えていった。一般人とは違うオーラがでていた。
どうやら世界的有名な指揮者O氏だったみたい。ミーハーな受付担当嬢が興奮していた。そして、・・・僕たち3人も日本大使館を出たあと興奮してましたっっっ。

で、LADUREEというカフェ(マカロンが美味かった)でキャフェアロンジェを飲んで、ルイ・ヴィトン本店の真っ暗なエレヴェーターで上ったとこにある美術館を観て、夜の凱旋門に行く。
Imgp2436
螺旋階段を延々と上って屋上にでるとちょうどエッフェル塔がピカピカ光っていた。
しかも塔のてっぺんが雲の中に隠れていて、それはそれは幻想的な風景だった。

Imgp2433

雨上がりのパリの夜の風が心地よく、放射上に伸びる道路とパリの街並の夜景がすばらしくて、ボケーっと眺めていた。思えば遠くへ来たもんだ~と。

この後は、平野君の友人の誕生日パーティーに参加することになり、総勢7名でフランスの料理を堪能する。
エスカルゴを恐る恐る注文したら、たこ焼を焼くようなプレートに身だけ入ってでてきた。殻が付いてなくてよかったよかった。味は美味しかったが、食べてる間中カタツムリのイメージが頭から離れず・・・。
初めて会う方ばかりだったが皆さん温かくて、とてもいい時間を過せたな~。
宴も竹縄となり、深夜0時前に平野邸に帰宅。
深夜のメトロ構内はいかにもやばそうな雰囲気がぷんぷんしててちょっとビビる。
もちろんネコさんの写真、いろんなとこでたくさん撮りまくった。
Nekosann

気づいたこと、パリでは野良猫を見かけない。

ちなみに・・・
Makkuar
ルイ・ヴィトン美術館のエレベーターのなかのイメージ。

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2006.12.07

フランス旅行記02 1日目後編

成田発ANA・パリ・シャルルドゴール空港行きの飛行機に乗る。
機内後方の二人がけの窓側。
エコノミー席はほぼ満席だった。自分の席の前にはフランス人が乗っていたが95%は日本人。
これから12時間、空の上だ。
各席にモニターが付いていて好きな番組を選んで視聴することができるので映画でも観ることにする。
で、「ただ、君を愛してる」を観て涙を流してしまう。(上映プログラム解説より→「カメラ好きの青年と姿を消したヒロインとの恋の行方を、NYを舞台に描く切ないストーリーです。」という映画。)

前のフランス人がなにやら席をガタガタしだした。どうやらシートのリクライニングができないみたいだ。
手伝ってみたがどうにも動かず、どうやら壊れているみたいだった。
その縁で前の席のフランス人の方に話しかけると多少日本語が話せるみたいでいろいろとお話した。
エマニエルさんという方で日本人ファッションデザイナーの店で働いていて日本語を勉強しているそうだ。
お茶のことやパリのことなど話した。仏教に興味があるらしく謙虚でつつましいパリジャンだった。

そんなこんなで定刻どおりパリのシャルル・ド・ゴール空港に到着。
パスポートにはハンコも押されないでほぼ素通りで入国。
税関のブースとかどこにあったんだろうか?
聞いてはいたがフランスってなんか適当だ。

空港ではエマニエルさんが時間を割いてターミナル移動のバス乗り場を丁寧に教えてくれた。本当にいい人だ~。
第2ターミナルで無事に空港まで迎えに来てくれた平野君と合流でき、RERとメトロに乗ってパリ市内の平野君の住むアパートへ。
メトロの駅から地上へでて空気を吸うと「パリだー!」と叫びたい心境に陥りました。

すれ違うフランス人、石畳の道、街の壁の色、雨の匂い、消防士の暴動(その日はなにやら消防士の暴動で警官隊と衝突があったらしく街中水があふれていた。すごい国だ。)

平野君ちに荷物を置いて、「モノプリ」というスーパーに買い物に行く。
実はパリのスーパーに行くのが楽しみのひとつだった。
2101monopuriモノプリにて、上機嫌

さっそくブルーベリージャムと猫の餌を買ってみる。
美人なパリジェンヌがいるレジをねらって並ぶ。
レジにはベルトコンベヤーがあり、そこに買う商品を自分で置いて精算するしくみだ。なかなか合理的な仕組みだ!と感じた。

全部で3eurosほどで、10euro紙幣を出したら、そのレジの人がお釣りをくれない・・・。なんで?
隣のレジの人となにやら話し始めだした。おいおい。
平野君が助け舟を出してくれるが「ノンっ」とか言われるだけだった。
お釣りのお金がないのかな~?とか考えてみる。
いっときたって、1euroコインを7枚と数セント渡されて、ちゃんと商品を買えたのだが、なぜお釣りを出し渋っていたのだろうか?謎だ・・・。
後々の結論で、あのレジの店員は5euro紙幣をまぜてお釣りを出したかったのだが、5euro紙幣が丁度レジになくて困っていた。と勝手に解釈している・・・。

それにしても、フランスはレジの店員もお客さんもマイペースだ。後ろに並んでる人のことなどちっとも気にしていない。日本との文化の違いをみつけるのがおもしろい。

平野邸に戻り夕食。平野君の友人が2人やってきてテレビでサッカーを見ながら平野スペシャルポークステーキと赤ワインとブルーチーズを食す。

時差ぼけもあってか、すぎはらはサッカーの後半のころには自分ひとり眠りについてしまった・・・。
次の日はパリ市内観光。

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2006.12.02

フランス旅行記01 不運続き?の出発

2006年11月21日 晴れ

早朝5時30分、福岡空港へ。7時10分発成田行きで日本の玄関口へ向います。
平野氏への焼酎のお土産を持っていくため、前日に超厳重に預け荷物のほうにパッキング。テロ対策で液体の機内持ち込みが禁止みたいなことを全日空のHPで見ていたため。
が、当然ながらX線のチェックにひっかかる。手荷物じゃだめなんでしょ?と説明したんだが、大丈夫だと言い張われてパンパンの荷物の中から出すことに・・・。その後、カウンターに行ったら、手荷物の液体類は成田で没収されても責任持たないよ言われ、どっちなんだよ?ということで、再び預け荷物に入れることに・・・。

ぎゅうぎゅうのバックを空港内で広げて再びパッキングすることとなった・・・。ふう。

リュックに入れたブロンズのネコさんを怪しまれながらもセキュリティーチェックも終わり、搭乗待合室へ。

リュックの中がごちゃごちゃしてたので、中のものを取り出して整理していた。ら、搭乗時間が近くなり優先搭乗が始まる。
ちょうど前にヒップホップ系の黒人さんが座っておられ、日本語の放送が分からなさそうだったので、彼のボーディングパスを見ながら6時55分からだよ、みたいなことを教えてたら、一歩早く搭乗が始まってて「急いで」列に並ぶ。

飛行機にも乗り込み、ほぼ定刻に成田に向けて離陸。
あと、30分ほどで着陸ですの放送が流れるころ、ふとリュックの中を見てみると、大事な大事な電子辞書がないことに気付く。
リュックの中身全部出してみたものの、やはりない。
なんでだ~、とでっぱなから気を落としました。張り切ってフランス語辞書カードも買ったのに・・・。

確実に、福岡空港でリュックの中を整理してた時、「急いで」列に並んで椅子の上に置き忘れたことこの上ない。
フライトアテンダントに「福岡空港で電子辞書忘れたので、成田から電話するから紛失物関係の電話番号教えてください」と恥ずかしながら聞く・・・。

電子辞書のケースの中にパスポートの番号やクレジットカードの番号など書いた紙も入れていたので悪用されないか心配した。

成田空港に着いたら速攻で電話したけど、やっぱり電子辞書の落し物はないと言われ、諦めながらも実家の連絡先だけ伝え、とぼとぼと両替しに行く。

1euroが約155円。日に日に高くなっていた。とりあえずキャッシュで120eurosとトラベラーズチェック100eurosに両替。
うろうろしてると別な両替所があり、そこは1euroが約154円と1円安かった。
なんか、悔しい。

再びリュックのネコさんを怪しまれつつセキュリティーチェックをおえ、出国審査も通過し搭乗ゲートへ。
フランス語のポケット辞書は空港内で買ったけど、やっぱり電子辞書がないのは心もとないので、途中の免税店で悩んだ末買うことにした。16400円な~り。
キャノンの小さいやつで携帯にはいいけど、失くしたセイコーのやつのほうが数倍使いやすい。
このキャノンの電子辞書、今アマゾンで調べたら値段的にも1000円ぐらい違うだけなのでまあいいや。この方には結構お世話になったので。

次こそは何も無くさんぞと、腹巻型貴重品袋をしっかり巻き、しばし別れる日本に思いをふけながらも、すでにぐったりと椅子に座り搭乗開始を待つ。

とまぁ、シャルル・ド・ゴール空港行きの飛行機に乗るころには、すでに肩を落とし、そして金属の塊入りの重いリュックをしょって、さらに肩を落として、初海外へと向けて旅立ったのだった~。
もちろん、席はエコノミークラス。

Imgp2151
この方が旅のお供の「夢黒猫」・杉原木三作・ブロンズ製

このたびの目的は・・・・

1・↑作品の写真を撮ること。このネコさんは僕の夢を背負ってるんですよ、実は。いろいろな都市を巡る夢を。
街中に置いて、そこの風景と共に写真に収める計画だ。愛用の一眼レフカメラに50㎜レンズ一本つけてを持っていった。

2・ありきたりだが、自分への挑戦みたいな・・・。初海外だったのでわからないことだらけだったけど、自分でなんとかしようということで。モンサンミッシェルを目指して。

3・パリにいる友人を訪ねて。大学時代の同級生でパリに留学中の平野君。貼りパネとプリンターのインクと味塩コショウをお届け。

今年の8月頃からひそかに計画、お金と時間が確保できたのでことの運びとなった。

さて、これから素晴らしい(?)出来事が多々起こります。・・・つづく。

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2006.11.28

日本に帰ってきた

本当にいろんな出来事があった旅だった。
平野君は元気そうだった。風邪気味らしいが。
いろいろとお世話になりました。Merci beaucuop.
フランス人はけっこうテキトー。でもフランスは愛のあふれている国だった。


Imgp2721
ルーブル美術館の外
Dsc05201
セーヌ川の畔にて 
↑こんなことしてました 「何してんだあの日本人」という図

Imgp2522
どこまでもつづく干潟
ブルターニュ地方とノルマンディー地方の境界辺りにあるモンサンミッシェルにて

Imgp2413
フランスでは美術館の中でどうやら授業をおこなっている様だ。写真はオルセー美術館のポンポン作・白熊の前にて。
行ったどこの美術館にも児童や生徒を連れた先生とたぶん数名の保護者といっしょに鑑賞の授業をしていた。
芸術を楽しむだけでなく美術館に親しみ、マナーなども学んでいた。近くの美術館は教室の一部なのだ。
まだ小さいうちから芸術を身近に感じ生きている。日本とはすでに土壌が違う・・・。
いたるところに彫刻があるし、教会にいけばそこはもう美術館。どこのお店もウインドォディスプレィはシャレているし。

日本に着いてみると福岡空港で紛失した電子辞書が見つかって家に届いていた。日本はなんて平和なんだ。
拾ってくれた人に感謝。
旅行記をのちのち作ろう~。

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2006.11.25

フランスから

Dsc05132

フランスに行った目的の一つが自分の作品の写真をとること。
で、街中に作品を置いて写真撮ってたら白い目で見られます。
リュックサックに作品入れて歩いているから肩がこる、こる。

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