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2005.03.03

薪・燃えていたころ

昨日はうちに初めて大学の友達が来た。
泰三くんです。ようこそ。
引越し運送をネットで調べるため。

待ち合わせを松戸駅近くのブックオフで。
ここは時たまバンダイミュージアムを気にしてか歴代ガンダムの歌が流れる。ララァとかZとか。
東京湾の釣り1というフィッシングポイントを空撮で示してる本を買った。105円。
一応、釣吉ですけど、東京に来て釣りをすることはなかった。道具もないし。
東京は沖提のチヌを狙った落とし込みが有名。一度したかったなあ。
いつかのために購入。空撮写真好きだし。都市の風景だし。
みてるだけで制作意欲がわいてくる。

さて、我が狭い部屋に来てあれこれとネットで調べている途中、薪(まき)が売ってるのを発見し、しばしそちらを調べる。

堅木薪75把30000円は安いのか高いのか・・・。
芸大は松薪を使っている。一把500円。前に水分べちょべちょのがきて困った。
宮大では杉丸太間伐材、端材をもらってきていた。ただで。
その会社はこのご時世、いまはつぶれてしまった。
丸太を斧一本で割るのですが、これがなかなか大変(いや、ものすごく大変、もらってくるのは節が多い部分だからね)。
でも、きまるとスパーンと割れて気持ちがいい。
芸大の薪ははじめから割れていて、ちと悲しかった。

丸太を程よい長さにチェーンソーで切り、斧でまず2等分に割る。そのあと更に半分、また半分に割る。
これがなかなかうまくいかない。節があるし、うまく真ん中に斧を下ろせない。
木が乾いてないと刃が立たない。よけいな力が必要になる。
でも、薪を割るのは決して力技ではない。どこに下ろせば割れるか、割れないか、木の断面と節の場所を見れば大体わかるようになる。
なんか、この薪割りで素材に対する考えというか素材の力・魅力を知ったし、ものを作ることのなにかを学んだとおもう。

鋳金はいろんな素材を使うから、その時々にいろんな魅力を見ることができる。
初めてブロンズの溶けたとこ、鏡のような湯面(ゆづら)を見たときの感動は忘れられない。

 恐怖の中の美しさ。・・・これは鋳物する人だけの特権です。

お師匠はえらい。薪割りからいろんなことを学ばせる人(笑)。
たんに薪を買うのがもったいないだけというのもある・・・。

松薪はすごく燃える。脂が多く含まれているから。その分、煤(すす)がすごい。
真っ暗な煙がボコボコ上がる。環境にも、体にも悪そうだ。
杉薪は松ほど火力は強くない。がこいつも脂が含まれてるからゴーゴー燃える。
松ほど煤は出ないのが良い(でもやっぱり煙煙)。
当然、木が湿ってたらその分温度の上がりは遅い。乾燥してるのがGood。
温度が上がりあと1、2回薪をくべれば色が入るなぁというところで堅木を投入し燃やす。
こいつは燃えてオキになったときにじんわりと長く持つ。
また、桧(ヒノキ)の薪はすばらしい。なんたって火の木だからね。
一度、窯焚きでどうしても薪が足りなく技術科木工にあった桧の丸太を拾った(ことにした、ごめんなさい)ので使っちゃいました。
節もなく乾燥してて斧で一発パコーンと真っ二つ。その割れ口の美しいこと。
燃焼も申し分なく快調に色が入りました。ほんともったいない・・。

泰三君は運送屋にアポをとってバイクで帰っていきました。
本日わがサイト「Sugihara Keiichi Casting Works」はカウンター1300超え。祝。

nennsyou
杉薪燃えるよ燃えろ
写真は宮大土間だいぶ前

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