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2005.03.28

ダッシュ村では鐘作り

鉄腕ダッシュ、鐘作ってました。オイオイ・・・。
見所いっぱいでしたね。ついにそこまでしたのか。
けっこう肌の感じがいい吹き上がりぽかった。
箱鞴で風送っていたのにちょっと驚いた。
どこで手に入れたのかなあ。箱鞴がほしい。

でもよくまとまっていました。番組として。
ただ、中子(中型)の作ってるとこが映んなくて、簡単な説明だけだったけど、鋳物を知らない人でも釣鐘は誰でも知っているはずだから、外型、中子の関係は理解できたでしょう。
街中の銅像とか無垢だと思ってる人が大多数だしね。
金属溶かす溶解炉とか真土(まね-鋳型を作った砂のこと)作りとかおもしろかった。
テレビだとすぐできてるようにみえるけど、本当はすごく時がかかっているんだよね。
孔雀石まであるダッシュ村。
でも80キロの石から8グラムしか採れないんだ。そんなもんなんですか。

前回は耐火レンガ作ってた。
窯作って焼物するんだそうですごく楽しそうだ。
建築、鋳物、陶芸とやってて、次は何するんだろう。染織かな。

というか3月25日は卒業式がありまして、大学院を修了いたしました。
学長は入学式でお話していたことをまた話しておりました。
ああ、学生じゃなくなるんだと思うとちょっと残念。

今日は、いや今日もニフティ重いなぁ。

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2005.03.12

ひとつの目標?

今日も本が届いていた。

「日本の鋳金」 香取秀眞 著  昭和17年初版

当時の工芸の世界や鋳金のことなどの話やエッセイ。
これも古い本で、カタカナではなかったがR・田中一郎調の文章。
古書独特の匂いとシミがなんとも良い感じ。

作品以外にも後世に残る物があるのはいいですね。
今年から鋳金研究室では卒制修制作品のほかに制作の記録を出さないといけなくなりました。
まとめるの大変だけど、自分にも他の人にもいい資料になると思う。
でも、10枚にまとめるのは大変。
10枚ではまとめるのはむずかしい。枚数が少なすぎる。
いろいろ書きたいことがでてくるけどだいぶ端折りました。
でも、文書書くのは難しいね。
言葉では伝えれることも文字だとどう表現していいかすごく悩む。
とくに技法とかの説明。

陶芸の技法書などはたくさん出ているが金工、特に鋳金は少ない。
なので、「21世紀の鋳金」(題名未定)という本を作ってどこかで販売しやうと思ふ(笑)。
ヨーロッパあたり?いつかね・・・。

domageidai
かつての芸大の土間
改築前に撮っておいた写真

はじめてココログテンプレートを使ってみた。スキャンダルという題。
クワトロのサングラスをパクッて発見されたカミーユ、じゃないと思う(たぶん)。
女の人はフラウに似ている。気がした。

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2005.03.09

ダイナミックギターの弦その2

ちょいっと前に書いたダイナミックギターの弦。

ヤマハに問い合わせてみた。

なんとまだ購入可能みたいです。
なーんだ。

税抜き1300円。ヤマハ特約店から取り寄せで可能。
でもメーカー在庫のみな雰囲気でした。
あの1セット1500円で売っていた店は売れたんかなー。
30年前のデッドストック買うよりも今買える新品を買ったほうがいいよね。
値段も200円安いし。
まあ、ダイナミックギターを持ってる人はほぼマニアだろうからそんな店では買わんだろうけど。

最近、ダイナミックギターを特集したムックが出版されている。少し高めの3000円くらい。
以前の自分なら即買ってたかもしれない。
が、今は古本フィーバーなので買えない。

今日は「BRONZES」という洋書が届いた。副題を直訳すると「喜びと宝」。
1900年代以前のブロンズ彫刻の写真とたぶんその解説だと思うが全編英語で読めない。
でも写真だけ見てても面白い。
筋肉標本模型をブロンズ像にしちゃったやつとか。
西洋の動物の表現に興味をそそられた。

・・・。

松屋でご飯食べると腹痛が襲うことに気がついた。
全部違う店でのことなので松屋全体の問題か。
それとも自分の腹の弱さか・・・。
たぶん水が悪いと思うのです。松屋さん。

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2005.03.06

ことぶき~鋳という字~

鋳金、鋳造、鋳物の「鋳」という字、なんとも好きなんです。

金・寿

きん・じゅ

いやーめでたい、きんの「ことぶき」です。めでたいですな。
でもその通りなんですよね。

たんきんは「鍛」金
金属を鍛える。よくわかります。
ちょうきんは「彫」金
金属を彫る。これもよくわかる。

それではちゅうきんは「鋳」金
金属を寿(ことぶ)く・・・。

「寿」の意味は
めでたいこと、祝い。またその儀式。
つまり金属を祝うんですね。

これ鋳物する人はよくわかると思う。
だって、ちゃんとふけてればうれしいもんです。
一人心の中で祝杯を挙げちゃいます。

また寿の意味の「その儀式」とはズバリ結婚のことなんですよね。
男女が縁を結ぶこと。
ほんとよくわかるよ。鋳物は男と女の関係ですんで。
「フキ」はその儀式(・・・「フキ」とは鋳型に溶けた金属を流す作業のこと)。儀式のあとは宴会です。つまり後ぶき(ハハハ・・・)。


「フキ」って鞴を「吹(ふ)く」のフキからきてるのですが、
実は、寿く…こと「ぶく」のブキからもきているのではないかと思ってる今日この頃。
偶然の一致といわれればそれまでですけど・・・。

あと、「寿」のもうひとつの意味。
いのち、よわい(生物が生きてこの世を過ごしてゆく間。年齢。)、また、いのちの長いこと。

つまり鋳金とは、金属に長い命を与える。ということ。

本当に先人様たちはすばらしい字をお付けになったものです。

これは責任重大、生半可な命を与えてはいけないですね。
立派に育てて一人立ちできる作品に仕上げないと。
そしていい作品を作んないと。

ものつくりには人間が道具を使い始めたその時からの長い歴史がある。
これからも何かしら「もの」をつくっていきたい、生きたい自分がおります。
自分の思いをこめた作品をつくり続けたいです。

・・・以上、自論ですのであしからず。

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2005.03.03

薪・燃えていたころ

昨日はうちに初めて大学の友達が来た。
泰三くんです。ようこそ。
引越し運送をネットで調べるため。

待ち合わせを松戸駅近くのブックオフで。
ここは時たまバンダイミュージアムを気にしてか歴代ガンダムの歌が流れる。ララァとかZとか。
東京湾の釣り1というフィッシングポイントを空撮で示してる本を買った。105円。
一応、釣吉ですけど、東京に来て釣りをすることはなかった。道具もないし。
東京は沖提のチヌを狙った落とし込みが有名。一度したかったなあ。
いつかのために購入。空撮写真好きだし。都市の風景だし。
みてるだけで制作意欲がわいてくる。

さて、我が狭い部屋に来てあれこれとネットで調べている途中、薪(まき)が売ってるのを発見し、しばしそちらを調べる。

堅木薪75把30000円は安いのか高いのか・・・。
芸大は松薪を使っている。一把500円。前に水分べちょべちょのがきて困った。
宮大では杉丸太間伐材、端材をもらってきていた。ただで。
その会社はこのご時世、いまはつぶれてしまった。
丸太を斧一本で割るのですが、これがなかなか大変(いや、ものすごく大変、もらってくるのは節が多い部分だからね)。
でも、きまるとスパーンと割れて気持ちがいい。
芸大の薪ははじめから割れていて、ちと悲しかった。

丸太を程よい長さにチェーンソーで切り、斧でまず2等分に割る。そのあと更に半分、また半分に割る。
これがなかなかうまくいかない。節があるし、うまく真ん中に斧を下ろせない。
木が乾いてないと刃が立たない。よけいな力が必要になる。
でも、薪を割るのは決して力技ではない。どこに下ろせば割れるか、割れないか、木の断面と節の場所を見れば大体わかるようになる。
なんか、この薪割りで素材に対する考えというか素材の力・魅力を知ったし、ものを作ることのなにかを学んだとおもう。

鋳金はいろんな素材を使うから、その時々にいろんな魅力を見ることができる。
初めてブロンズの溶けたとこ、鏡のような湯面(ゆづら)を見たときの感動は忘れられない。

 恐怖の中の美しさ。・・・これは鋳物する人だけの特権です。

お師匠はえらい。薪割りからいろんなことを学ばせる人(笑)。
たんに薪を買うのがもったいないだけというのもある・・・。

松薪はすごく燃える。脂が多く含まれているから。その分、煤(すす)がすごい。
真っ暗な煙がボコボコ上がる。環境にも、体にも悪そうだ。
杉薪は松ほど火力は強くない。がこいつも脂が含まれてるからゴーゴー燃える。
松ほど煤は出ないのが良い(でもやっぱり煙煙)。
当然、木が湿ってたらその分温度の上がりは遅い。乾燥してるのがGood。
温度が上がりあと1、2回薪をくべれば色が入るなぁというところで堅木を投入し燃やす。
こいつは燃えてオキになったときにじんわりと長く持つ。
また、桧(ヒノキ)の薪はすばらしい。なんたって火の木だからね。
一度、窯焚きでどうしても薪が足りなく技術科木工にあった桧の丸太を拾った(ことにした、ごめんなさい)ので使っちゃいました。
節もなく乾燥してて斧で一発パコーンと真っ二つ。その割れ口の美しいこと。
燃焼も申し分なく快調に色が入りました。ほんともったいない・・。

泰三君は運送屋にアポをとってバイクで帰っていきました。
本日わがサイト「Sugihara Keiichi Casting Works」はカウンター1300超え。祝。

nennsyou
杉薪燃えるよ燃えろ
写真は宮大土間だいぶ前

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